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駄文 : 声優ブームの火付け役になった人@少し昔の話

 

 

昨今の声優ブームは一部のマニアのものだけでなく市民権を得たように思う。

正直ここ数年はアニメ自体殆ど見なくなってしまったので声優さんがアイドル化

していることくらいしか分からない。ただ、このブームに火を付けた人たちが少

 

なからず存在する。例えば、代表的なのは野沢那智若山弦蔵林原めぐみ

丹下桜國府田マリ子宮村優子平野綾花澤香菜……挙げればキリがないが

声優界を牽引してきた人達は少なからず存在する。

 

その中でメジャーになれた人、なれなかった人はもちろんいるが、全体的な底上

げの役割を果たし彼女自身もメジャーになりかけていた。が、結局なれなかった。

1人、もう少しで天下を取ることが出来た声優さんがいた。

 

彼女は声優グランプリの表紙を1番多く飾っている。多分まだ記録は破られてない

ハズ。また当時様々なラジオ番組に出演していてこれから声優オタク以外の一般人

にも広く受け入れられるという時に徐々に失速していった。

 

彼女の名前は飯塚雅弓。彼女はメジャー になれなかった。

 

2000年頃の飯塚雅弓。正直めちゃくちゃかわいかった。

 

 

 

このメジャーという意味を手塚治虫氏のあるインタビューから抜粋し解説する。

 

本当のメジャー(有名な人)であるには、

どんな人々に対しても受け入れられるように、

多種多様で、かつ大量に漫画を描かなければならない。

どこか特定のターゲットに対して有名なのは本当のメジャーではない。

 


※この場合の特定というのは声優オタクのことを指す。

 

手塚曰く、同じ業界内で名前が知られていても意味がない。全く関係のない業界

などで有名になってこそ本当の意味でメジャーなのだと。

例えば、山寺宏一野沢雅子はメジャーに入るだろう。だが、今アニメに出て

 

いる声優の殆どはメジャーではない。一部を除いて。手塚治虫を慕う人は漫画業

界のみならず多方面にいた。有名なのは故立川談志だ。彼は手塚治虫を先生と

呼んで尊敬していた。


彼女は今でいう花澤香菜に近かったかもしれない。


当時彼女のCDは全て持っていた。ラジオもエリア外ではあったが、アルバイトで

お金を貯めSONYの高感度ラジオを買い雑音混じりの中、文化放送ラジオ大阪

を必死で聴いていた。その後、彼女の人気が失速していくと同時に人気が出てき

 

たのが水樹奈々だった。彼女のシングルsuddenly 〜巡り合えて〜/New Sensation

が出たのが2002,3年。

 

実はこの2人殆ど年齢が離れてていない。

 

個人的に最大瞬間風速は飯塚雅弓の方が上だと思っている。ある意味第4次声優

ブームを完成させたと言ってもいいかもしれない。

もちろん90年代後半のCCサクラに出ていた丹下桜の功績も忘れてはならない。

 

ただ、彼女がいなかったらここまで声優ブームは起きなかったかもしれない。

たらればの話はあまり好きではないのだが。

 

個人的にどちらの声優さんも好きだが、水樹奈々は上手く時代の流れに乗れたという印象と、周りのブレーンも良いのだろうと思う。


曲のテイストは全く違うが、両方とも好きなアーティストだ。

 

 

 


飯塚雅弓オススメのアルバム。
かたおもい


AERIS


ひまわり

 

 

水樹奈々オススメのアルバム。

super sonicgirl


MAGIC ATTRACTION


HYBRID UNIVERSE