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【続Amway】突然ゴールドサーフィンを目指した女の末路

英一の同僚である派遣女。彼女は当時よくマンションに入り浸っていたうちの一人。
彼女は初めAmwayに対して懐疑的であった。というか、そこそこMLMネズミ講の知識は持っていたように思う。なので、当時間違っても、Amwayにハマるようなことはないだろうと思っていた。
彼女自身もAmwayをやるようなことは無いとはっきり言っていた覚えている。ぶっちゃけ、英一と付き合っていたから、ついでに家まで付いてきた的なノリだったのだろう。そうしたら、家にはAmwayの連中がぎょうさんおったもんだからびっくりしたんじゃないだろうか(笑)
ある時彼女は英一や叔父さんに連れられて、本社(渋谷のAmway)に行ったのだった。目的はミーティングだ。要するにセミナーだ。
その時俺はたまたま家にいたのを覚えている。
突然玄関のドアが開き、誰だろうか。そんなに慌ててと思った瞬間。


――私、Amwayやるわ!!!


呆気にとられたのを今でも覚えている。

続きざまに、

私、ゴールドサーフィン目指すわ!!!

よくよく話を聞いてみると山崎拓巳氏のセミナーでおもいきり洗脳されたようだった。


※因みにゴールドサーフィンとは、3ヶ月以内に5人をAmwayの会員にすることである。

民明書房より引用(笑)


それから彼女は人が変わったかの様にAmwayにのめり込んだ。もちろん英一の系列に入った。毎日仕事が終わってからミーティングに参加し、ほぼ朝まで寝ないで話していた。ぶっちゃけ、いくら4LDKのマンションでも、毎日ミーティングでAmwayの人間が何十人も来て、しかも朝まで起きてたら寝られないわな。このことをよくLMと言っていたように記憶している。
なので、当時の俺はバイトを掛け持ちすることにしたのだった。昼はコルセン、夜は居酒屋。空き時間があれば、スポット派遣で肉体労働。流石にキツかったのを覚えている。家に帰ればAmwayの連中がいるから、近くのデ○ーズか、満喫で寝ていた。最初は3人で暮らしていたマンションも、最後の方になると常時10人はいた。ミーティングやBBQパーティーがあった日なんかは30人以上が部屋にごった返していた。朝起きて、トイレに行くと3人くらい寝ているなんてこともザラだった。風呂場でも同じようなことがあった(笑)

 

話を戻そう。

そのゴールドサーフィンを目指すと言っていた派遣女はその後どうなったのか。
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蒸発した。

 

マジだ。

ウソじゃない。

 

あの日のことは今でも覚えてる。
叔父さんのマンションに帰ってきたら英一と派遣女が喧嘩していたのだ。
なんで喧嘩していたのかはよく分からないが。ただの痴話げんかって感じじゃあなかった。

そうしたら、派遣女が


私、もう出来ない!!!!


と言って、泣きながら勢いよく飛び出して行った。

それっきり彼女を見ていない。

居候していた1年間多くの人がAmwayに夢と希望を持ち、そして無念にも消えていった。そういう人を何十人も見てきた。

はっきり言う。
簡単に儲かるビジネスなんか無い!
あと、ディストリビューター
簡単に儲かるとか。ラクして楽しく金稼ごうなんて調子の良いことばっかり言ってんじゃないよ。
こいつら、成長とか自己実現とかそういう薄っぺらい言葉が好きだよな。


何にしてもゴールドサーフィンは夢と消えたのだった(笑)

 


...............To be continued.