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月給35万のアルバイトと月給12万の正社員どちらが得なのか?

月給35万のアルバイトと月給12万の正社員どちらが得なのか?

私は以前、とある運送会社でアルバイトとして働いていた事があった。時給制なので月の給料は繁忙期、閑散期で多少異なるが、大体30~35万前後だった。もちろん手取りである。総支給額は40近いときもあった。
この会社、正社員の給料が物凄い低いことで有名だった。入って4,5年目くらいの人は手取り12万のくらいが普通。大体こういう給料がやすい会社は後々多くもらえるケースもあるのだが、この会社はというと勤続年数10~20年の社員の給料でさえ手取り15~20万なのだ。どういうことかというと、社会保険以外で引かれているお金があるということ。例えば退職金の積立。ただ、これに関しては2,3年で辞めてしまった場合は退職金が貰えない。払い損である。それ以外にも互助会費なるものもあるといる。
一方でアルバイトにはそういった福利厚生が一切なく社会保険のみであった。しかも時給制なので働けば働く程お金が貰えるのである。ただ、アルバイトという身分だ。正社員かアルバイトかの違いだが、給料がまるで違う。この会社は離職率も異常に高かった。やはり運送会社ではあるためキツイし、労働時間が長いし、特に正社員は低賃金だということ。
自分がこの会社にいたときに一つ暗黙のルールがあった。それは、正社員の前で給料の話をしないという事。正社員とアルバイトでは給与体系が全く違う。なのでアルバイトは皆、社員の前で給料の話をしなかった。
結局、社会的な信用が高いのは正社員なのは間違いないのだが、世の中には正社員といってもクソみたいな給料で働かされている人が結構いる。運送会社は一例に過ぎないが、離職率の高い会社で給料の低い正社員を選ぶのは得策なのだろうか?結局辞めたときに貯金が殆どないなんて人も少なくないし、消費者金融からお金を借りている人も少なくなかった。やはり給料の良い方を選んだ方が賢いのではと思う。それにアルバイトや正社員なんてのは言わなければ分からないわけだし、正社員だと偽っても問題ないだろうと思う。自分も多くの会社で働いてきて、中には正社員で働いたところもあったが、正社員というと聞こえは良いが、一部のそれも大手の上場企業の正社員を除けば実態は酷いものだと思う。ここの運送会社ではないが手取り12~3万で月の残業が100超えるとか普通に存在した。
大手の正社員以外は負け組なのだなと。正社員という体の良い駒なんだな、結局は。