言霊学の話。
以前働いていた職場で、古神道と、言霊学にやたら詳しい人間がいた。
彼は、なぜか自分にこの手の話をしてきた。他にも従業員がいるのに。
そいつ曰く自分は4代目?とか何とか言っていた、言霊学の権威が山腰
という人らしい。自分は最近までその人の名前を忘れていた。
その職場を離れて、かなり経っているというのもあるのだが。
ある時ふとその『山腰』という名前を思い出しネットで検索をかけてみた。
今までも何度か、その言霊学の権威?の人の名前を思い出すために、ネットで
色々と検索をしたことがあったが一度も『山腰』という名前に辿り着かなかった。
数か月前ふとその人の名前を思い出しネットで検索をかけてみると、実在
する人物だということが分かった。しかも、そいつの話が本当だということも
色々と確認が取れた。そいつはよく、山腰先生には弟子がいてその人が自分の
師匠だと言っていた。だから自分は4代目?多分、あいつが言ってたのは山腰
明将氏の方ではないかと思う。渋谷に住んでいてとか、云々という話は合致し
ているから。それと言霊学について知っている人は多いが本当の言霊学につい
て知っている人は10人もいないと言っていたが正直なんのこっちゃねんって感
じだったな。正直そいつの話を信用できなかったのは、仕事上でよく自分に都
合の良い嘘ばかりついて周りに迷惑をかける人間だったからだ。正直信用はさ
れていなかった。ただ、なぜ自分にあそこまで真剣に教えていたのか、今やっ
と理解できた。そいつとは仕事上のことでケンカしてもう二度と会うことはな
いだろうが、言霊学、古神道、古事記これは取り組む価値のあるものだという
ことがよくわかった。特に古事記と言霊学は表裏一体になっている。もの凄い
書物が日本にあるんだなと。あれを考えた太安万侶は天才だなと思ったわ。
日本語の本当の意味を理解するのは物凄く大変なことだなと思う。