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織田裕二の音楽をつらつらと書いていく。

 

織田裕二の音楽をつらつらと書いていく。

俳優として有名な織田裕二だが、意外とミュージシャンとしてのキャリアも
長い。元々、高校生の時にバンドを組んでいたことがきっかけで芸能界に入
ることになる。それがあの有名な湘南爆走族の石川晃役で衝撃的なデビュー
を果たす。しかもこの映画、1つの役に数万人の応募者があったと言うから驚
きだ。石川晃の約には7万人近い人数の応募が有りその中から選ばれたのが、
織田裕二なのだ。当時はヤンキー物の漫画が人気があったとはいえ、それで
も1つの役だけに数万人は異常だといえる。たぶん今なら数千人が関の山だろ
う。
織田裕二がバンドをしていたきっかけは、元々彼は高校の時凄くスポーツが
出来たことで桐蔭学院に入っている。彼の本にも将来はスポーツ関係の仕事
に就くだろうと思っていた。と記載されている。が、彼に悲劇が襲いかかる。
膝を壊してしまいスポーツができなくなってしまったのだ。それまで彼に
とってスポーツとは切っても切れないようなものであった。なので非常に
ショックが大きかったのだと思う。暫くして、自分の道具を片付けるために
久しぶりに部室に行くと、彼の道具一式を一斗缶に入れ丁度燃やしていると
ころだった。それを見た当時の織田はそっとドアを閉じその後、学校にもほ
とんど行かず遊び歩いていたという。彼曰く「グレてた」という。その後何
度でも組もうかという話になり、楽器も歌も歌えないけど、取り敢えずライ
ブ会場だけは抑えてなんとか1曲だけは出来るようにしたという。その時演奏
したのがサザンか佐野元春。ここだけは曖昧。その時偶然今の事務所の知り
合いが来ていて、スカウトをされたことがキッカケで、高校を卒業後に芸能
界入りをする。

織田裕二といえば、Love Somebody、歌えなかったラヴ・ソング辺りが有名なのかと思う。

結構良い曲が多い。
前期、中期、後期に分けて紹介していこうと思う。




<前期

逆風


1991.07.12
織田裕二の1stアルバム
「歌えなかったラブ・ソング」と「現在、この瞬間から」計9曲が収録されて
いる

RACE」を織田裕二が初作詞している。


https://recochoku.jp/album/A2000350707/



『KODO~鼓動~』


1992.02.19
眠れぬ長い夜のあとも…。

全体的に硬派な感じの作りになっている。
割と好きなアルバム。



決心


1993.09.22
この作品は漢字シリーズの第3弾目。

決心は前期の中では個人的に名盤だと思う。
個人的にこのアルバムは一番聞いたんじゃないかと思う。織田裕二の作品
云々というだけでなく、トータル的にトップ3に入るくらい聴いてる。
多分1番は長渕剛の「STAY DREAM」あれは500回くらい聴いている。あと
EMINEMの「THE EMINEM SHOW」これも200回くらいは聴いた。あと、
倖田來未の「affection」これも100回くらいは聴いてる。あと水樹奈々
「MAGIC ATTRACTION」300回は超えてるだろう。
この「決心」は非常に完成度の高いアルバムとして上位に入ると思う。
特にアコースティック、夢の谷間、風邪のない午後、HAPPINESSはかなり良
い。
初期の作品では真名杏樹の作詞が多い。

織田裕二作詞
夕焼け
風邪のない午後(真名杏樹と共同制作)
夢の谷間

https://recochoku.jp/album/A2000350466/


『Screen Play』
1994.09.07
この頃になると康珍化作詞が増えてくる。
それと並行して、織田裕二自身の作詞も少しずつ入ってくる。
「OVER THE TROUBLE」はお金がないの挿入歌になった。

作詞
一人ぼっちから始めよう
・Back To The City
・恋人たちの子守唄

https://recochoku.jp/album/A2000348296/


中期

『River』


1995.12.06

映画「きけ、わだつみのこえ」で織田裕二が一度坊主にしたあとに撮ったの
が分かる。

・愛までもうすぐだから(真名杏樹と共同制作)
・当たって砕けろ!
・恋にやぶれた花火の後に



STAY HERE


1996.11.11
この辺になると以前の硬さは殆ど無くなっている。
むしろ軽い感じで、聴き心地の良いサウンドで最後まで飽きずに聞くことが
出来る。
歌手としてだけでなく役者としてのキャリアも同時に積んできているだけあ
り、この辺から表現力の幅が広くなってきてると感じる。歌唱力が上がって
きたのもこの辺りだと思う。
このアルバムは「明日は解らぬ僕ですから」の一曲のみを作詞している。
後はほとんど松井五郎松本晃彦が作詞・作曲をしている。
このアルバムには踊る大捜査線インストゥルメンタルのみ使用された
「Moon」が収録されている。
ふと思い出した時にコーヒーを飲みながら聴きたいようなCD。



Shake!!


1998.06.17 このアルバムには彼の代表曲「Love Somebody」が収録されている。 その他にも世界陸上のテーマソングOver and Over Again。

織田裕二作詞
Love Somebody
「口笛」
「FRY HIGH」



My Pocket


1999.09.29
爽やかなサウンドが多く、硬派なだけじゃない織田裕二を体験したい
あなたに、おすすめの一枚。
サンフランシスコでレコーディングしている。
このCDも「決心」同様かなりの回数聴いた。彼の曲はこの路線が一番あって
いるのはないのかなと思う。とても爽やかで、軽い感じのメロディー担って
いる。織田裕二のCDを聴いたことがない人には1番オススメの1枚だと思う。
このCDのジャケットで織田裕二が穿いているジーンズはリーバイス501E
通称BIG E 

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織田裕二作詞
「Lie Lie Lie」
「Together」
「君に逢いたい」
「明日へ向かえ!」
「いちばん小さな島で」



後期


SECRET RENDEZ - VOUS


2000.07.05
前作の「My Pocket」とは逆に大人の雰囲気の仕上がりになっている一枚。
スワン Moon 光の一粒 永遠のきずなが自身のセルフカヴァーとなる。
光の一粒はアルバム鼓動に収録されている。スワン、永遠のきずなはアルバ
ム「screen play」に収録されている。初期の曲ではあるが、少しアレンジを
加えており、また織田裕二の歌手としての表現力もプラスして危機心地が良
くなっている。
特に「DREAM LOVER」「スワン」「for you」は個人的に好きな曲。


Hot & Sweet - Sour Soup』~ BEST of LOVE SONG


2001.03.23

彼のラブ・ソングだけを集めたアルバムになっている。
まず1曲めの「空の向こうまで(Eng ver)」から始まる。
過去の作品を再度収録し直している。
過去の作品と対比させて聴くと色々な発見があると思う。初期の彼の歌い方
は男らしさ、硬派な面が出ていた。それとは別の自分のジャンルを見つけ織
田裕二独自のジャンルを切り開いたように思う。「My Pocket」辺りからで
はないだろうか。
聴き流しても良いし、じっくり聴いても良い。

織田裕二作詞
「Lie Lie Lie」
「FLY HIGH」
「恋にやぶれた花火の後に」
Love Somebody
「君に逢いたい」


特に君に逢いたいは彼の作品の中でも名曲に入るのではないかと思う。
昔の恋愛を思い出して詩を書いたと言っていたが、彼の恋愛観が分かる作品
にもなっている。



『11 Colors』


2003.08.20

アルバムのタイトル通り11曲入っていて、それぞれ別のカラーがあるという
意味。しっとりとした色気のある雰囲気の曲から、明るい曲まで様々だ。
特に1曲目の「真珠」は歌に色気があり聴き応えがある。
また、ASKA提供の「そんなもんだろう」も収録。
世界陸上のテーマソング「今、ここに君はいる」
we can be herosのイントロはショパン英雄ポロネーズがベースとなって
いる。



ありがとう


2007.09.26

ありがとう
「FEEL LIVE」
この2曲を作詞している。
https://recochoku.jp/album/A2000120609/

 

今のところこのアルバムが最後になっている。
タイトルが「ありがとう」となっているので多分今後は歌手活動はしないの
かもしれない。一周回って好きなったという方が正しいのかもしれない。
手塚治虫の漫画を読まなかった時期が数年あったが、その時他の漫画を読ん
でいて、何気に手塚の漫画を読んだことでのめり込んだ状況に似ている。
例えば、演歌やクラシックも年齢とともに好きになるように、熟成していく
ワインのようなそういった魅力が彼の音楽にはある。聴く時期により感じ方
が異なる。