【IELTS】半年間のIELTS学習において僕なりに役に立った教材を紹介します。
IELTSを知った切っ掛けは語学学校に通っていた時にTOEICの様なテストが
あるというのを知ったのが切っ掛け。元々英語は全く得意ではないし、学生
の頃は英語の授業をまともに受けたことなんか一度もなかった。学校でのテ
ストはいつも2,30点位。高校はbe動詞からやるようなアホ学校だったのと英
語自体興味が無かったというのも有り一切勉強をしてこなかった。語学学校
にいくまで英語はHELLOくらいしか知らなかった。英語を勉強してみようと
思ったのは、自分の中で一番苦手なことにチャレンジしてみようと思ったこ
と、海外旅行は好きなくせして英語が全く出来ない。いつも指差し会話本で
何とかその場をしのいでいたこと。旅行から帰ってくるたびに英語くらい話
せないとなと思いNHKの英会話や、書店で英語の本を買っては3日坊主で終
わっていた。その流れを一気に変えないと駄目だなと思い、語学留学にいく
ことにした。というのが大体の流れ。初めはESLコースだったが、途中から
IELTSに変更。約半年間IELTSを勉強していた。be動詞も良く知らない人間
がIELTSを半年間勉強して何とかオーバーオール5.0までいくことが出来た。
5.0はそんなに高いスコアではないがほぼゼロから始めた人間が半年である程
度の数字を出すことが出来たのは良かったのかもしれない。
取り敢えず半年間の学習で役に立った本を紹介していく。
【英語学習において役に立った本】
半年間IELTSを勉強して役に立った本を紹介していきます。
IELTSはInternational English Language Test Systemの略です。
Reading,Writing,Listening,Speaking全ての試験が行われ正直かなり難しい試験だと思う。
IELTSの評価基準はバンドスコアというものがあり1.0~9.0迄の0.5ポイント刻みになっている。
大体0.5ポイントを上げるのに平均3~400時間の勉強が
必要だと言われている。実際自分自身の体感でscore0.5上げる為に350時間位かかっていたと思う。
海外で働く場合IELTSのスコアが必須条件になっているケースがある。大体6.5以上。看護師
だと7.0位以上が必要となる。あとは、大学へ入ることも可能、移住も出来たりする。
■IELTS英単語3500
まず、英語を学習する上で基礎中の基礎。語彙力がないと話にならない。
この本は一番使った。基本単語とレベル1~5まで分かれており、各章ごとにこれを毎日
音読を繰り返していた。半年くらいで一通りの単語は覚えることが出来た。また、例文
もあるので苦手な単語などはそれを利用して覚えるのもいいと思う。非常にオススメの本。
IELTSと単語力の関係。
これはIELTSに限らないことだけども、単語力=scoreになる。
語彙力が1万くらいある人であればscore8以上はいけるだろう。
因みに自分は大体7千くらい。
ネット上でも単語テストみたいなのが出来るから機会があればやってみると良いかもしれない。
■ESSENTIAL WORDS FOR THE IELTS
BARRONSから出ているIELTSの本。基本的な単語とそれに関する解説、様々な分野の
トピックの文章が掲載されいる。感覚的にビギナー向けの本。score4.5くらいまでの人
が使う本。特にIELTSは幅広いジャンルが出題されてくるのでそれに関連する単語を多
く知っておく必要がある。例えば、環境問題、ビジネス、教育、健康、仕事、文化、社
主にworld issueでの代表的なものが掲載されている。大まかな概要を把握するのには非
常に良いテキストだと思う。
※参考サイト
■Cambridge IELTS
これは必ず持っておきたい。特に最新版が望ましい。このシリーズは公式から出されて
いるものなのでレベルも非常に高く、また出題傾向も分かる。
最新版になっていくに従って難しくなるように感じる。正直7~10あたりが自分のレベ
ルに合っていた。13はかなり難しい。特にリーディングが。
これを繰り返し反復することで力はついてくると思う。
■IELTS リーディングパーフェクト攻略
個人的にこの本は【ESSENTIAL WORDS FOR THE IELTS】と【Cambridge】の
中間くらいのレベルだと感じる。
徹底的にこれを反復することで、リーディングスコアが上がったように思う。
■Collins LISTENING
表紙のオネーチャンは可愛いが中身は結構難しい。昔付き合ってた彼女の見た目こんな
感じだった(笑) 表紙を見て買ったわけじゃあない(笑)
Cambridgeのリスニングと並行してこの本もやっておくと良い。
■Improve Your IELTS Writing Skills
Task1,2に関する様々なトピックが掲載されいている。意外と語学学校でも使われて
いる本。実際自分はこれの海賊版を語学学校で使っていた(笑) 本物の方は殆ど使って
いない(笑) 一通り全て終わらせている。全て英語なので取っ付きにくいかもしれない
がやる価値のある本。score4.5以上の人にオススメの本。
■IELTS 徹底対策テキスト&問題集
この本はケビンダンという英語講師(主にIELTS)が書いているのだが全ての科目に細かく
解説がされているので非常に分かりやすい。特にライティングのTASK1,2は何度も
読み返した。ある程度のレベルになってから読むほうがより深く理解が出来るかもしれ
ない。体感としてscore4.5以上の人にオススメの本。
文法関連オススメ書籍
■Grammar in USE
この本は特に解説するまでもないくらい有名な英文法の本。
文法の基本が載っているのと、英語を学習するに当たりやはり英語を英語で
学ぶというクセをつけるのには良い本だと思う。
■ATLAS
個人的にフォレストよりも使いやすいと感じた。理由として非常に例文が多い。
あと、【grammar in USE】だけでは細かいところが理解できない箇所をこの本を読む
ことで深めることが出来る。プラスαでロイヤル英文法も持っておきたい。常に使うわ
けではないが結構役に立つ本ではある。
それ以外で役立った本
英英辞典
■Oxford Pocket School Dictionary
英単語の意味を日本語ではなく英語で理解する事を意識付けることが英語を上達させる
第1段階だと思う。また、日本語の辞書よりも英語で理解する方がどういった場面で使
うのかなどが理解できる。正直英英辞典は高いのではなく、安い最低限の単語が載って
いるのでもいいと思う。
Cobuild Key Words for Ielts: Book 1 Starter (Collins Cobuild)
Cobuild Key Words for Ielts: Book 2 Improver (Collins Cobuild)
Cobuild Key Words for Ielts: Book 3 Advanced (Collins Cobuild)
Collinsから出ているCobuild Key Words for Ieltsシリーズ。
IELTSに必要な単語とdefinition、類義語、反語、コロケーションが記載されている。
全て英語なので、英語で考える癖が出来る。
レベルに合わせて持っておきたい本。
■出る単特急 金のフレーズ
TOEIC用の単語本だけど、非常に使いやすい。
小さいので何処にでも持ち運べるのが利点。例文が簡単なので頭に入りやすい。
あと、単語だけでなく、特に【多義語】は非常に役に立った。一つの単語に
様々な意味が含まれている単語が存在する。
例えば、adress(対処する、話しかける、演説など)
meet(満たす、会う、間に合う)
development(開発地、成長、住宅地、出来事)
due(期限、~が原因で、会費、~することになっている)
......etc
■TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
TOEICの本ではあるが、タイプ別に非常に細かく掲載されている。
圧倒的な問題数と理論的に割りやすく解説をしている。
文法の見直しをするのには最適の教材だ。
TOEICに限らず英語は基本的に文法を抑えておかないとスコアが上がりにくい。
遠回りで地道だが、近道はない。