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「I LOVE YOU」はいらない。外国から見た日本人男性の魅力と勘違い

「I LOVE YOU」は、実はほとんど「挨拶」のようなもの。「SEE YOU」(またね)と同じような使われ方をしていることを知っている日本の方は、あまりいないのではないでしょうか。

もちろん、恋人たちがベタベタ、まったり、ロマンチックに愛を語るときも使われます。でも、気持ちと裏腹なことも口にすることはできるのです。

日本人男性は、愛情表現に乏しく、言葉で愛を表現しない…そんなイメージを抱かれがちですが、複数人の外国人男性と交際してきた私からすると、「言葉」より「態度」で示す日本人男性の方が、どこか切なく、歯がゆかしく、寡黙で、不器用で、男らしいと個人的に感じます。

嘘で繕うことのできる言葉より、態度や振る舞いで「わかるだろ」と示す男性の方が、男らしいと個人的には思うのです。

アメリカ人カップルのケンカ
事実、アメリカ人のカップルや夫婦の喧嘩なんてものは、ほぼ罵り合い。アメリカ人同士のカップルや夫婦の喧嘩はとてもシビアで、取っ組み合いの喧嘩にまで発展するのです。

でも、喧嘩が終われば、次の日には「I LOVE YOU」。このように「I LOVE YOU」は、その瞬間、瞬間に使われるのです。

 

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AJ
2020.04.17|#コラム#コン活#パートナー
 
 
 
 
 

 
 
 
 
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レディーファーストは「癖」
image by:Unsplash
アメリカ人同士が結婚する前に、よく財産やお金の管理に対する協定を結ぶことはご存じでしょうか。

旦那さんが資産家だったり、奥さんの資産が多かったりした場合など、格差があった場合は、結婚生活の前に「財産に対する協定」を結ぶことはごく当たり前にあります。

こういうことを最初からきちんと決めていなければ、離婚の際に泥沼裁判に発展するからです。

州によって異なりますが、アメリカでは「稼いでいる方」が、「稼ぎが少ない方」を養うことが認められていて、それは「女性だから」とか「男性だから」とかには関係ありません。

実際、「離婚をしたいけど、旦那の稼ぎが少ない。離婚すると自分が慰謝料や養育費を請求される。だから離婚はしない!」という夫婦、私の周りにもゴロゴロいます。

ワシントン州に関していえば、「慰謝料」というものはもらえません。だからこそ、言葉での愛情表現なんて、大きなものではない。その表現に重きを置かないのが普通なのです。

映画などを見ると、アメリカ人男性がとても恰好よく、女性をエスコートする場面は多い。もちろん、「レディーファースト」は文化なので、男性が女性を手助けしたり、女性を先に通してくれることは当たり前。

でもそれは「やさしさ」ではなく、「文化」なのです。「癖」といっても過言ではないでしょう。

 

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AJ
2020.04.17|#コラム#コン活#パートナー
 
 
 
 
 

 
 
 
 
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結婚のために自分を偽る日本人
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日本には「婚活」「就活」「終活」と、人生の節目節目に向けての活動に名称がつけられています。そして、これらは単なる「名称」ではなく、それをサポートする学校やサービスさえ存在するというから、驚きました。

たとえば「婚活学校」と称するもの。生徒は「結婚」に向けて、異性と知り合う機会をお金で得ることができ、なおかつ交際術、デートの日程や場所まで、学校側がサポートしてくれる場所。

話し方、声の出し方、食事の際のマナーや、支払いの仕方、服装のコーディネート、髪型など、細かくプロデュースしてくれる先生がいるといいます。

アメリカにも「マッチングアプリ」や「ミートアップ」など、人との出会いや繋がりをサポートしてくれるアプリはありますが、熱心に「結婚」までサポートしてくれるようなビジネスの話は聞いたことがありません。

充実したサービスのように思いますが、ある意味「人任せ」。お金を出せば簡単に手に入る物やサービスに、頼り過ぎてしまっていないかと思ってしまいます。

同性、異性に関係なく「モテる」人間になるためには努力というものが必要で、そのためには自分を自分で研究しなければならない。見た目に限らず内面も、長所も短所もすべて。

まず、自分を知るという「勉強」をすることこそが、その人の魅力を輝かせます。自分を知っていれば、プロデュースのしようがありますよね。

他人にプロデュースをすべて任せていたら、果たしてそれが自分に合っているのか、合っていないのか、それすら「自分で答え」を出せない状態に陥ってしまっています。

周囲の人が「その服似合ってますね」ということもあれば、「それは似合ってませんね」ということもある。だから結局のところ、自分で答えを出すしかないのです。

他人の言葉というものは、あくまでも「他人の主観」であって、本当のこと、事実というわけではありません。

だからこそ、「自分が好きなもの」を身につければいいわけで、「似合うための努力」をすればいい。それがわかれば、結婚するために学校に行ってお金を出して学ぶ必要などないのです。

「変えたい」「変わりたい」という意識さえあれば、いまの時代、独学でもほしい情報がすぐに手に入ります。もちろん、手に入れる情報には嘘もあるから、騙されることもある。でも結局は、「本物を見抜く力」があれば、ブレることはありません。

便利になったいまの時代、ほしい情報は簡単に手に入る。

お金を出せば、買えないものはない。

でも、理想を追い求めるのも自分。結果を出し理想を現実にすることができるのも、結局は自分なのです。

結婚したい、でも出会いがない…マッチングアプリSNSで人との繋がりを獲得する。最初から趣味や、簡単な略歴をインプットさえしていれば、誰かしら自分に興味を持ってくれる人がコンタクトしてくるのだから、相手を知るための時間や手間は大幅に短縮できるし、画期的です。

でも交際を成熟させゴールの結婚という理想を現実にするまでずっと、他人のサポートは必要なのでしょうか?

他人の手によって、飾られた自分を異性に気に入ってもらい、結婚までこぎつけたとしても、どこかで必ず「素」を出さなければならない。

そういうときは、かならず訪れます。であればどのような場であっても最初から「素」を殺さずに、自分らしさを主張するべきで、それこそが、その人の魅力だと私は思うのです。

結婚に、台本もお金も要らない
こうしたカルチャーが大きくなると、男女の会話に「台本」が用意される時代がくるでしょう。マニュアルがなければ、何ひとつ自分の意思で行動できなくなってしまうからです。

「男ウケ」「女ウケ」するために、着慣れない苦しい恰好をして、恰好つけてみたり、甘えてみたりしたところで、家に帰ったらそれらを速攻脱ぎ捨てて、裸で深くため息をつくのではないですか?だって、それが本来の自分の姿なのだから。

自分の嘘、偽りのない姿に向き合って、自分に興味を持つことが重要。自分に興味がない人間は、他人にも興味を持ってもらえないと個人的に思います。

お金で買えるサービスはあくまでもサービスであって、本人の努力ではありません。努力に必要なのは、意識なのです。